「宇宙ショーへようこそ」観てきました

初日レイトショーで、「宇宙ショーへようこそ」観てきました。

簡単に言っちゃうと、いなかの子供達が夏休みに３泊４日で宇宙で大冒険（？）なお話なのですが、大変盛り盛りだくさんな映画でした。ちょっと盛りすぎ、なくらい（苦笑）

映画初日なので、ストーリーの内容についてはあまり書かないようにしておきます。

以下、ネタバレちょっとありな感想。



「大人が子供向けを考えて真剣に作った映画」ということらしいのですが、観終わって「大人が『これこそ子供向け』だと思って作ってたら、やっぱり大人向きにできあがっちゃった映画」という印象。
今、大人の人が『自分が子供の時にこんな出来事があったらきっと楽しかっただろうなー』という願望を詰め込んでみました映画、というか。

次から次へとおもしろいおもちゃを出されて、これ全部で遊べ、と言われても子供はあきると思う。実際に対象年齢の子供が観たら途中でダレそうな気がします。ちょっと長いし。
映画よりは、テレビシリーズで５〜６話…いや、１クールかけてやったらすごくおもしろくなりそうな気もする。

あくまで印象なので、実際がどうだったのかはわかりませんが、『足し算で出来た作品』な感じ。あれもこれもそれもいいねー、あ、そのアイデアもいいからみんな入れちゃおう、みたいな。欲張りすぎだ！！（笑）

なので、ちょっと冗長気味だったり、散漫気味だったりしますが、全体的には楽しく観られました。

映画館の入り口で設定資料集など売っていて、すごい厚さなのでびっくりしたのですが、観て納得。こりゃ、そのくらいの厚さになるわ。これだけの設定作って管理して描いて色塗ったのかー、と思うだけでくらくらします(^.^;)　
デザインしたみなさんの楽しいアイデア満載。お遊びもいろいろ入ってるそうなので、美術的には映画館では流してみて、気に入った人はソフト買って細かいところを何度も見直すというのがいいですね。

個人的に気になったのが、ポチが自分の星で服を着てなかったことと（他の人はみんな着てるのに、えらい教授なのになぜすっぽんぽんで平気なのだ？？？）インクちゃんだけ突出して異様にかわいかったことです（笑）。