NHKスペシャル「宇宙飛行士はこうして生まれた～密着・最終選抜試験～」

録画してあったNHKスペシャル「宇宙飛行士はこうして生まれた～密着・最終選抜試験～」をゆうべ見ました。10年ぶりにJAXAが実施した試験の最終選考に残った10人から、2人に絞るまでを取材した番組です。
残った10人は自衛隊や航空会社のパイロット・お医者さん・技術者等々、それぞれのジャンルでのエリートな方々です。10人のうち女性は1人。番組放映時にはもう結果は出ていたので、番組もそれをふまえた作りになっていました。
今回の募集はそもそも「宇宙ミッションでリーダーになれる日本人」で（まだ実際に日本人でキャプテンになった人はいない）、そうすると医者や技術者よりは、選ばれやすいのはやはりパイロットかも。最終的にはNASAでの面接で決定でした。

その直前の日本での最終試験では「１週間、密室閉鎖空間でさまざまなミッションをこなす」というもの。ミッションといっても「自分の特技で場をなごませる」とかそういうのもあり。ラストミッションが「突発的なできごとにきちんと対処できるかどうか」で、予定外のことをやらせてみる試験でした。
10人・うち一人が女性（？）・閉鎖空間・突発的な事故・…とくれば、ぜひ「11人目が知らないうちに混じってる！！」をやってほしかったー（笑）　同じ世代の人がテレビ見てたら絶対に「11人いる！」とつっこんでたはず。偉大だなハギオモト(^-^)。

実際には「制限時間のあるロボット作りで、時間がまだあるのにいきなり「今すぐロボット動かしてみて」とあわてさせたあと、だめ出しをする→あと1時間で作り直させる」というものでした。
もっとなんというか「危険を伴うようなパニック状態にさせて対応を見る」みたいなのをつい期待してしまったので（←あくまで実際に危険はない状態、という前提ね）あんまりたいした内容じゃないよなーなどと失礼ながら思いました。

選ばれた2人は宇宙で初めての日本人リーダーになるかな。個人的には別に「日本人がキャプテン」にこだわらなくてもいいじゃん、と思うのですがジャクサの悲願らしいんで達成できるといいですね。