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「ワンダーウーマン」観てきました。(ちょっとネタバレ有り感想) [映画の話]

「ワンダーウーマン」、土曜日に観てきました。
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今回は、ヨーロッパで大戦中の100年前、アマゾン族(アマゾネス)のプリンセスであるダイアナがどうしてワンダーウーマンになったか、まだ未熟だった彼女の最初の闘い…という過去の話がメインのストーリーです。

私がワンダーウーマン観に行く前に気にしてたのが…
ダイアナが隔絶された女性だけの島で育っててある意味世間知らずなことと、女性の地位が低い時代に議会に乗り込んだりするエピソードがあるのは知ってたので、ロンドンに行ってから恥をかいたりイヤな思いをするシーンがあるんじゃないかということだったんですが(←そういうの観るのすごい苦手で)、その辺は気になる前にサクサク進むので助かりました。
実は彼女、経験が無いだけで 本をたくさん読んでて、知識はそこそこある(見たことすらない男性についてなども詳しい)という設定なのです。更に、何百という言語を操る天才なので、どこに行っても全然苦労しないし、あっという間にまわりに一目置かれるところもいい。

重要攻撃アイテムっぽいのは剣と見せかけて(もちろん剣使いもかっこいいのだが)実は攻撃アイテムで重要なのは縄(ムチ)の方であり、攻撃よりも、腕輪とシールドでの防御の画面作りがすばらしいです。こういうの、他のヒーロー物や、日本の「戦うヒロイン」にもあまりない演出じゃないかなと。

見終わった後で思い出して笑っちゃったんだけど、女性監督ならではのこだわりなのかどうか、どんなすごい戦闘シーンになろうが、爆風の中を駆け抜けようが吹っ飛ばされようが、化粧崩れず、キズ1つ付かず、汚れもせず(最初の方にキズはすぐ治るという伏線は一応あるが、それどころじゃない(笑)。汗もかいてなかったかもしれない)。とにかく綺麗。すごいわ、ワンダーウーマン。

お約束的女装シーン(←オスカル様的な)もあります。しかし、「普段は戦闘服で男っぽいのに、ドレスを着るとすごい美女に」というのが普通はその手のシーンのお約束なのに、どう見てもワンダーウーマンスタイルの時の方が美女、というのがまたいい。
その晩餐会のシーン、脚本的にはなくてもいいところなので、ダイアナにドレスはもちろんだが、監督はスティーブ(クリス・パイン)にドイツの軍服着せたかったんだよな、って感じがしました。

アマゾン族の女性たちもきれいで強くてカッコイイのと、その彼女たちを変なフェチ入った感じで撮ってないのがいい。クリス・パインの全裸お風呂シーンはあるのに、女性のお色気系のシーンは全く無いのも女性監督ならではなのかもしれない。

それから、大戦中のファッションに興味ある人も行くと楽しいと思う。ロンドンのデパートでのいろんな服の試着シーンは、懐古ファッション好きな人向けサービスシーンだと思われます。

注意としては…アメコミヒロイン物だけど、今回は100年前の話で戦争中なので、一般人はドンドコ死にますので、一人でも死ぬのヤダ、っていう人には薦めにくいです。

全体を振り返ると、ストーリー的にはベタでよくある話ではあるのですが(正統派イヤぼーん、久々に見たかも)大変楽しめました。

行くの迷ってる人(特に女性)は是非、美しく強く賢くかっこいい彼女を観に行って下さい(^^)/
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