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シン・ゴジラ観てきたよ!(少しネタバレ有り) [映画の話]

初日の夜の回でIMAXで見てきました「シン・ゴジラ」。
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数年前の某映画の宣伝コピー「世界よ、これが日本の特撮だ」はオイオイでしたが、今回は「世界よ、これが日本のゴジラだ」は堂々と言って大丈夫。すばらしい怪獣映画でした。

こだわりの音楽の使い方とか、画面構成とか、これはやっぱり劇場の大きな画面で見て欲しい映画。テーマ的にも、今、観るべき映画になってると思います。迫力のでかいゴジラと、最後の決戦のすごいところをぜひ劇場で!

あ、これは先に書いておいていいかも→ 変な人情感動話が苦手な人、この映画、大丈夫だよ(^^)/



以下感想。少しでもネタバレ嫌な人は読まないでください↓








見に行く前の日、都内に出たので帰りは海ほたる経由で帰ったのです。あそこは長い海底トンネルなので、通るたびに「あ〜、ここで何かあったらやだな」と思う場所なのですが、いきなりそこから始まる冒頭で「ぎゃー!!!」 
おかげで20年くらい「どうなってるのかな?」と疑問だった「海ほたるの避難口の向こう」が見られてそれだけでも千葉県民としてはOKなツカミでした(苦笑)
そうか、それで今「海ほたる」でゴジラのコラボキャンペーンやってるのか。

今回のゴジラは「過去にゴジラが存在しなかった世界線」なので、初めて巨大ナゾ生物に襲われる日本という国の話になっています。太刀打ちできないクラスの災害が日本を襲ったら日本はどう対処するのか、の災害ドキュメンタリーとシミュレーションのリアルな映画…と見せかけておいて、最後の方の怒涛で荒唐無稽な作戦執行(さすが庵野カントク、自称3才!)で堂々とした怪獣映画になってた! バランス絶妙。

奥様(マンガ家の安野さん)のインタビューで「この映画は一人一人が自分の仕事をきちんとこなすところがいい」とおっしゃってましたが、まさにそこ! 自分の立場でのそれぞれの事情で対立っぽくなっても、いわゆる「悪役」とか主人公をジャマするような変な人もいないし。個人じゃなくて、日本人は集団で大きな災害に立ち向かっていく民族ってのがよく描けてる。

見終わった後、帰りの車の中でオットと感想大会やってて「登場人物の家族とか恋人が出てきて人情話になったりしないところがよかった」といいながら、あれ?これと全く同じ感想の映画を最近観たぞ??と思い出したのが「オデッセイ」でした。あれもお涙ちょうだいの家族話がなくて、それぞれの立場の人が自分の仕事を頑張る映画だった。それ系の感動話いっさい抜きでも、面白い映画が出来ることをこの2本は証明できてると思います。

いい映画だった。ロングランになって、大勢が観てくれる映画になりますように。

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