「レコーディングダイエット決定版」読みました

年末年始で体重また増えてしまい、なかなか元に戻りません(;_;)

前の『いつまでもデブと思うなよ』は買わなかったので、先日出た『レコーディングダイエット決定版』がリバウンドを止めるヒントにならないかなーと思って、今回は購入してみました。（文庫サイズなので安い＆風呂で半身浴しながらでも読めるってのも購入理由の一つ）

レコダイはよく「記録するだけでやせる」「誰でもできる」と紹介されてますが、記録だけじゃやせないっすよ。それに「誰にでも」は、向いてないよ。前からそう思ってましたが、本読んで確信しました。「記録」の後に「発見」と「反省」がある人でないとだめなんだよ。この本、読む人をそういう風に誘導する文章なのに、そのへんをはっきりとは書いてないんだよなあ。わざとかな？

例えば「毎日食べるものを事細かに書くと」→「自分が意識せずに余分な物を食べてるかわかる」ので→「それを自覚したあなたは、その余分なものを食べようという気が起きなくなってきているでしょう」みたいな感じの誘導。
記録する前は「自分の事がわかってなく」て、記録してみたら「知らない自分が発見できる」ことが前提のダイエットなのです。だから「うわっオレってこんなに食ってたのか！」っていう驚きが大きい人ほど成功するダイエット。

自分の事を把握しまくってる人はこのダイエット、最初の段階でもうダメというか…何か自分なりの工夫しないと、本の通りにやってもやせないと思います。自分が何時に何をどれだけ食べてるかはっきり自覚してるのに、それでも食べちゃう人、「たくさん食べてるけどそれが何？」と何の感情も起きないタイプの人は難しいんじゃないかなー。

あと「メモがめんどくさい人」に向いてないように思われがちですが、むしろ「書くことが好きな人」方がダメかも（笑）。本の中に「いちいち食べたものをメモするのがめんどくさくなるので、細かいおやつを食べること自体をやめられた」というくだりがあるのですが、メモ魔だったりすると「何か食べればメモすることが増えてうれしい！」みたいになりそうで(^.^;)。

カロリー計算を始めた後も同じで、「発見」が「こんなに高カロリーの食物を取っていたのか」→「誘導」が「できるだけ低カロリーの物を選ぼうという気になってきてるでしょう」。
でも、自分がものすごいカロリーを取ってるときっちり計算してわかってても、食べるのをやめられない人っていると思うんですよ。

やっぱりダイエットって楽な方法はなくて、一番必要なのは『意志の力』なんでは。「楽な気持ちでゲーム感覚で楽しもう」というのも、その「ゲーム感覚」にどうしてもなれない人だっているだろうし、「意志」を強く持てる方法をもっと詳しく書いてくれないですかね、岡田さん。

わたし的にこの本読んでやってみようと思ったのは『仕事中、ストレス解消などのためにどうしても何か食べたいとき』に、手持ちのおやつの中でどれが一番カロリーが低いかを瞬時に見分けたり、どーしてもこれが食べたいけど50カロリー分だけにしておこう、というときに分量がすぐにわかるように、いろんな食べ物のカロリーをきっちり覚えようかな、という部分です。外食時にできるだけ低カロリーなメニューを選ぶ、くらいはもうやってたけど、細かいおやつとかはわりと適当だったので。

・・なんで最初の「助走」からちゃんとやるつもりかないか、というと、私はずっと日記をつけてるんですが、ここ１０年くらいは「食べたものを全部記録してる」んですよ。助走歴10年（笑）。でも記録しながらやせるどころか過去20㎏以上太ったんで、私にとっては「記録すること」そのものは意味無いなーという実体験からなのです。
記録しててもダメだった理由は「助走期間が長すぎた」からかも。（10年前はレコダイなかったんで正確に言うと「助走」ではないですが）自分の食べるものは普段からちゃんと意識するようにして日記に書くまでは覚えてるし（なので今さらの「発見」がない。あと、書いたら忘れる）、何年もやってたら書くことに慣れちゃって「今日はこれだけのものを食べました」で、終わっちゃうのです。あああー(^.^;)

あ！そうだ。一つ、この本にものすごく同意できる部分があった！
「どんなことがあっても体重を毎日測る（で、記録しグラフ化する）」←これ、絶対です。
我々夫婦、「食べたもの」よりも「毎日の体重」を記録する方が効き目ありました。ありがとうWiiFit(^-^)。

タグ：ダイエット